shaanmeもやもや毎日

もやもやした気持ち

もうひとつの葬式話

私が母とのことで体調崩した時期に、弟が年末から年始にかけて、私の身体が休まるようにと、子どもたち3人を全額負担で海外旅行に連れ出してくれると言い出し、ついでに父と母も行くことになっていた。

海外旅行の少し前に、父方の祖母が100歳で亡くなった。

父は一人息子となっていたけど、跡取りの亡くなった叔父の家族が喪主となり、叔母と同居のいとこが取り仕切っていた。

父は葬式あとの初七日の席でお坊さんの隣に座り、親戚の相手をしていた。

当然、母もそちらの対応するべきなのに、部屋に入るなり後ろ側の叔母といとこがいるテーブルに子どもたち3人と私の夫に、ここに座りましょうと陣取り、久しぶりに会った子どもたちと楽しそうだった。

私は父の隣に座り親戚の相手をしていた。

途中、叔母が私に酒を持ってきた。

私は、夫と交代で運転するからと言うと、アンタって子は…。

あとで夫に聞いたら、母はよっぽど海外旅行に行くのが楽しみだったようで、叔母といとこがいるのに、おかまいなしで…。

 

よかったわよね〜コレもう少し遅かったら海外旅行行けなくなるところだったわよね〜。

 

と、はしゃいでいたらしい。

俺はどうしたら良いか困ったよ〜と、夫。

 

叔母は腹が立ったんだと思う。

叔母じゃなくても腹が立つと思う。

だから、そこにいられなくなって親戚の相手をしている私の所へ酒を持って来たんだと思う。

私を気遣ってくれたんだと思う。

葬式って故人を偲ぶ席だということが抜けている。

母にとっては、葬式も結婚式も同じなのかもしれないと思ってしまう。

 

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