年に数回だが、父から、電話やメールが届き、たまに土産物を持って来ることもあった。
母も私には無理に関わろうとしなくなっていたし、何かあれば弟を通して…という生活が定着していた。
頻繁ではないが、それぞれ子どもたちは、私には何も言わずに実家に行くこともあったようだ。
父と母は歳をとっても身体は元気で、お互い好きなことをしながら身体が衰えないよう動いている。
心配だったのは、父が高齢にもかかわらず車に乗ることだった。
何度か説得してみたけど、全く辞める気配はなかった。
義父は父より4歳年上だが、やはり運転していたので、諦めモードであった。
何かあった時、言わなかったのかと後悔しないように、時々はやめて欲しいと言っていた。
年齢重ねると、生活スタイルを変えるのは難しいとつくづく感じていた。