shaanmeもやもや毎日

もやもやした気持ち

おカネの話

世の中がバブルの頃、同じ職場で知り合った同僚は私より10歳上で、夫が小さいながらも会社経営の社長さん。

彼女は自分の働いたお金はお小遣い。

大学の友人はお手伝いさんがいるのにウチはいないと言っていたのでびっくりした。

その彼女と、私と同年代のもう1人の3人で食事をする時は、彼女の旦那さん行きつけのレストラン。

旦那さんが少しお金を出してくれて、私たちは自己負担ありのフルコース食べた。

バブル期だから。

私は以前このブログで書いたが両親に借金背負わされてたからカツカツのピーピー生活。

それでも大人になったんだな…って思えて嬉しかった。

それから時は流れ、未だ私たちの友情は続いている。

途中、仕事のストレスで、私に八つ当たりしてきた時期があり、友達をやめようかと思ったけど、世間知らずの私を叱ってくれて社会で自立できた恩は今に繋がっている。

そんな優雅な生活をしてた彼女は、バブルが弾けて夫の借金を全て背負い、完済し、今は少ない年金で夫と二人暮らしをしている。

驚いたのは夫は国民年金しかない。

そしてその国民年金は夫の小遣いにして、自分の年金で全てを賄っている。

臨時支出は借金返済後残った僅かな退職金を切り崩して。

若いうちに、身体が動くうちに、アタマが回るうちに老後の生活設計することが如何に大切かを、目の前で見ている。

 

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