親が長生きで、ありがたいことに元気だ。
寝たきりにならないために、歩くことが大事だとはわかっているようだ。
だけど、なかなか寝たきりにならないためだけに歩くこと、つまり散歩をするというのは、親の年代だと気が進まないものなのか…。
義母は、ただ歩くなんてバカみたいなことできないって言うし、実父は働きながらお金も少しもらえれば、足も衰えないし良い事だと言う。
実父の場合シルバー人材センターからの仕事が減ってショックを受けている。
仕事減ったら歩けなくなると。
ちょっと違う気がするけど、固まった思考回路の老人には理解してもらうのは難しそうだ。
今年米寿を迎える二人は戦争を経験しているから、生きることにはたくましいけど、散歩するということは後ろめたいのか、単に習慣がないからなのか…。
終戦時乳児だった実母は一日一時間の散歩を目標に実行しているらしい。
10歳年上の友人は、健康は足からと言って日々旦那さんも一緒に歩いているらしい。
私は時間があればできるだけ歩こうと思っている。
ただ歩くことも大切にしたい。