中学一年生の時、ある日突然見知らぬ女子大生が訪ねてきて、その人は母が頼んだ家庭教師だった。
申し込みしてたことなんか全く知らない。
ともかく突然来て何曜日の何時からと告げられ、部屋を見せろという。
次回までに片付けるからと言っても今だという。
仕方なく案内した。
そして翌週から家庭教師が来て、宿題を出すが、勉強につまづいているのにできるわけが無い。
そして1年過ぎて、母は家庭教師付けるのを辞めることにしたらしく、最終日買い物行くから終わっても先生待たせろと言い、待ってる間父が話し相手をしたけど会話が発展せず家庭教師は気の毒がり、私は手持ち無沙汰なのでりんごをむいて塩水につけて色が変わらないようにしたのだ。
そんなことをりんごをむいて思い出し、耳鳴りして顔がヒクヒクしてしまった。