shaanmeもやもや毎日

もやもやした気持ち

高校卒業後

進学先が決まり、出発する日の朝、高校の同級生二人が見送りにわざわざ自宅まで来てくれてびっくりした。

その二人は今でも付き合いがある二人で、ぶっ飛んだ母の話を聞いてくれていたし、社会性のない私が遠くに行くことを心配してくれていたのだ。

今はありがたい記憶だけど、その時は、自分の母が心配のかけらもなくて、みっともないからコソコソ出かけるっていう雰囲気だったので、ありがたいより母がなんて言うのかの方が気になってしまっていた。

短大の寮生活が始まって、何もかもが初めてだし相部屋だからプライベートなんてないし、きまりは多いし。

きまりを守らず…といっても、きまりを読んでなくて自分が悪いのたが、夜の10時以降回しちゃいけない洗濯機回して臨時ミーティングかけられて、つるし上げられて泣いてしまったり、ホームシックの同級生慰めたらキレられたり、入浴は二日に一度とか、ともかくびっくりな毎日だった。

そのストレスなのか、私は帰りたくなってしまい、見送りにきた友達とは別の友達に手紙で帰りたいと書いたもんだから、そう言わず頑張れよなんて返事くれた後に、じゃあ励ましに行こうぜってなったらしく、4人くらいだったと思うが寮に突然訪問してくれて、驚いたけど嬉しかった。

今も連絡を取り合っている短大の時の友達と、洗濯機使っちゃったエピソードを思い出して、臨ミ(臨時ミーティング)の私(名字)、その友達は何故だったかか忘れたが、教授に口答えか何かして、札付きだと言われて、札付きの○○(友達の名字)…あったよね〜そんなこと‼️と、笑い合う。

二年生になると、札付きの友達はストレスで体調が悪くなり自宅から2時間かけて通学することになり、私は別の友達とアパート借りて共同で暮らすことにした。

週末に泊まり込みで観光地のレストランと土産物屋のバイトして、学費以外の生活費は自分で賄ってそれなりに頑張って生きてきた。

今思えば、母と離れたことで、周りの友達には色々迷惑をかけたのに、たくさんの友達が助けてくれて、自分の人生にとって良い影響を受けることができた。

私は運が良かったと思う。

しかし、もっともっと社会性のない常識のない自分、まだまだたりないことだらけの自分が、就職してから判明するのだ。

 

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