いい大学👨🎓👩🎓に…つまり有名な偏差値の高い大学に入ることを求められ、そのためにはいい高校…トップクラスの高校に進学することを求められた私は、中学、高校の時は塾はもちろん夏期講習とか勝手に申し込まれていて、しかも1番レベルの高いクラスに入れられるのだ。
どこの段階でつまずいたかわからない勉強を、ひとつひとつ振替りそこから積み上げないと意味がないのに、何クソ精神で勉強するはずって発想で入れたらしい。
無理だって!
クラスで1人レベル低くて浮くのだ。
特に高校生の時は本当に違和感しか無かった。
ちなみに、高校は公立の真ん中くらいの偏差値の学校へ行って、そこでも学年で下から数えた方が早いくらい成績悪かったし、何より卒業出来なくなりそうだと担任と過去の担任がどうしたらいいかなんてアタマ捻って、廊下で会えはハッパかけられるし…。
で、卒業にこぎつけるのがやっとの私だもの、塾のクラスのことも、一流大学も、遠い存在でしかなかった。
高校生の時は、ラジオで英語の勉強してるってことで部屋にあったから、テレビは見せてもらえずとも流行の歌謡曲は知っていた。
帰宅しなければ自由なので、放課後は友達と喫茶店に行ったりもした。
それなりの青春は、ちょっとだけだけど、過ごせたのか…。
でも家に友達から電話きたりすると、今と違ってリビングに黒電話だったから喋ってる内容は筒抜けで、母は、なんなら参加してくる。
終わると、友人の名前、男か女か、そしてこの人の父親の仕事は何かを報告求められるのだ。
仕事まで知る必要って…異常だと思うけど、そんなことは言えなかった。
そしてどうにか卒業できた私は、短大に滑り込んで、寮生活を送ることに決まるのだ。