世の中は65歳になると高齢者という。
介護保険制度では、生活面の困り事を制度を使って手助けしてもらえる。
75歳になると後期高齢者という。
後期高齢者は医療保険が、みんな都道府県単位で保険料が決まって住んでる自治体から健康保険証が送られてくる。
お年寄りは、そうしてなんとか制度を使いながら、自宅で過ごすように仕組みができている。
誰だって自宅で過ごすことが一番の希望だ。
今を受け入れて生きることが一番だと思うけど、義母は昨日、目がつり上がっていた。
私に攻撃的な訳ではなく、自分が日々出来なくなってくことが受け入れられず、過去に罹った医者のせいにしていた。
一人減り二人減り…義母には話す友達がいないのだ。
病院に行く以外、外に出かけることもない。
制度を使えば、おしゃべりする機会も増えるのに、本人の気持ちがそうならない以上、私にはどうにもできない。
鍼の先生は、高齢者だけど、これからトランペットをやるそうだ。
自分の人生を、柔軟に充実させられたらと思う。
それには義母含め家族の心配事がなくなればありがたいのだが。
私もそんなに遠くない未来に高齢者となる。
子どもたちはまだ実感がないみたいだけど。
コタツで背中丸めてたら息子が言葉選びながら注意してくれたけど、私も注意するけど、そういう年齢なんだと早く気づいてもらいたい。