出産したらたいていは実家に戻って面倒見てもらいながら身体を休めるのが多いけど、すぐ近くに住んでいるのに面倒見られないから家政婦つけるわって言われて驚いた。
知らない人が来るのもストレスだし、来るタイミングで眠れたら寝たいし。
結局は母から2万円もらって夫が頑張ることになって、沐浴は義母が仕事終わりに義父の車でやってきて手伝ってくれることになった。
夫のがんばりは期待出来ず自分で頑張るしかなかったけど、夜に義父母が来てくれて、今川焼きとかケンタッキーチキン買ってきてくれて、世話してもらえる時間が来るとホットした。
でも義母は沐浴後に母乳飲ませろと言って聞かないのには困った。
あとでって言っても、ここではちょっとって言ってもダメで、後ろ向いてってすると見えないって言われて、義父は気を使って車にいるかと言い出すし。
断固拒否して翌日からは昼間搾って冷蔵庫に保管し、沐浴後に温めて義母に渡した。
自分で飲ませられるから嬉しそうだった。
そういえば出産してすぐ母乳飲ませろと言って、義父も見舞いの同僚いるとこで断ったのに聞かなかった。
義父はさっさと部屋から出て、同僚もさっさと部屋出てくれればいいのに、見舞いの男は義母に部屋から出され、女は見ていた。
同じ女性でも嫌なもんだった。
1ヶ月後アパートで両家来てお祝いの席を設けたけど、それまで母が子どもを見に来ることはなかった。
孫も可愛いのかもしれないが、宴会が楽しいようだった。
私は、子どもが保育園に入れるタイミングで申し込み、仕事復帰することにした。
就職してすぐ母たちに背負わされた貸家を貸してくれると言うので、アパートで隣や下の人にストレスを感じていた夫の気持ちもあり、引越すことに。
家賃はしっかり取られて。
そして持家を買おうと活動することにした。
育児と仕事はけっこう大変で家事もある。
夫は、あまり協力的ではないというか、どうしていいかわからない様子だった。
女は妻から母である時間が圧倒的に多くなり、仕事もしてると妻であることは後回しになる。
男は父である前に一番に夫でありたいのかもしれない。
持家を買ってさっさと引越し、落ち着いたところで妊娠した。
報告すると母は、えー!?欲しかったの?あんなに産むの大変だったのに。バカだよ…。
と、言っていた。
普通はそう思っても、とりあえずはおめでとうと言うもんだと思ったけど。