shaanmeもやもや毎日

もやもやした気持ち

つきっきり

少し前にも書いたが、小学四年生で中学受験を決めた母は、さっそく四谷大塚進学塾に申し込み、その試験のための塾に申し込み、私は塾だらけの毎日と塾以外では母が購入した、応用自在と自由自在とかいう参考書を横に座って、つきっきりの勉強漬けの毎日となる。

たまに手芸したり、友達と時々遊ぶ時間は確保してくれる時もあったけど、どのタイミングかは今となっては忘れてしまった。

三年生までは基本的に自由だったし、家に友達招いた私の誕生日パーティーなんかもやってくれてたけど。

何が何だかわからなくなった毎日に戸惑うばかりだった。

将来は医者になれと言われて、あなたは算数が得意なのよ!とも言われて、将来の夢をクラス発表する時は、私は大きくなったらお医者さんになって、たくさんの人を助けたいです…などと言った記憶があるけど、本心はそんなこと全く思っていなかった。

学校から帰宅すると、毎日1時間目が何の教科でどんな勉強して、休み時間は誰と何したかを報告しなくてはならず、5年生ともなれば反抗期にさしかかり、言いたくなくなるわけで、そうなると鬼の形相になり、言えないのは何故だ‼️となる。

それは小学校の卒業まで続いたし、洋服も前日母が選んだものを着なくてはいけなかった。

身体が変化し始めると、毎日風呂に一緒に入ろうとして、だんだん嫌だと思って嫌だと伝えると、身体を見ておかないといけないと言われ、気の休まる時間はなくなっていった。f:id:shaanme:20211205203829j:image