shaanmeもやもや毎日

もやもやした気持ち

弟のこと

6歳下に生まれた弟は、2歳になる頃には、ひらがなカタカナ読めるようになり、幼稚園の入園面接では普通は、まるや三角の板を見せられて、まるとかさんかくと答えるところを、さんかくについては、直角三角形と答えた。

近寄って、こことここの長さが一緒だったら、直角二等辺三角形って言うんだよ…と答えたらしい。

更に年長組の時は担任の先生と手紙のやり取りもしていた。

天才くんと呼ばれていて、小学校の成績は常に良くて、受験で国立中学に入学し、彼はその後、親の期待をひとりで背負い、東京大学以外の道を許されず、相当の努力の元エリート道を歩く自慢の息子となるのである。