shaanmeもやもや毎日

もやもやした気持ち

母のこと

母は戦前生まれで実家は農家👨‍🌾だった。

 

戦後の農地改革が行われるまでは、広大な土地を有して、貸した土地からの収入と人をたくさん雇って農業収入を得ていたらしい。

 

母が子どもの頃は、使用人が住み込みで働いていて、食事の用意だけする人とか風呂を沸かす人とか、たぶん奉公人もいたのだろうか、ともかく今で言う社長令嬢ってところだ。

 

農地改革でかなりの土地を取り上げられたとはいえ、それでもたくさんの土地が残ったから、やっぱりお金持ちだったと思われる。

 

そんな母は兄と弟と妹がいて、本人はダントツ、アタマがよかったらしい。

兄は色々問題あって離婚し家を勘当されて、弟と妹は何かと頼りにしていた。

だからきょうだいの中では中心だったようだ。

 

高校卒業して、本当は大学行きたかったらしいが、女だから高校で十分と言われたとか。

のちのち、私は青空大学出たのよ!あはは(ˊᗜˋ)なんて周囲にごまかしていた。

高卒って言いたくなかったようで。

 

高校卒業して、お寺の幼稚園の手伝いみたいなことをしていたらしい。

そんな母に見合い話が舞い込む!

 

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